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スポーツ選手は痔持ちは少ない?
答えから言うと、基本的にスポーツ選手で痔もちの人は少ないです。
なぜででしょうか?
スポーツ選手は痔になりにくい環境だからです。
スポーツ選手は身体が資本で、その身体で勝負をします。
そのためには身体にとって一番筋肉や瞬発力、持久力が付く食材や食事を心がけます。
また専用の栄養士がビタミンバランスやカロリーを考え暴飲暴食をすることなく、
今の自分の身体にとって最も必要で負荷のかからない食事を作ってくれます。
ですので、スポーツ選手は身体を構成する食事自体を大事にしているので、
痔になりにくい身体と栄養を日々作り上げていると言っても過言ではないでしょう。
スポーツ選手は普段からトレーニングをしています。
どのスポーツも腰回りから下半身が大事なので、特に計画的に鍛え上げていきます。
もちろんその中に腹筋、また背筋もバランス良く鍛えていくので、腸も良い刺激を受け
食事以外に腸が活発的に動き出し、そして働き始めます。
その中で先ほどのようにバランスの良い食事で適切な栄養を摂取していくので、
非常に腸内環境は綺麗になり、またスムーズな吸収と排便の手伝いをしてくれますから、
下痢や便秘になりにくいですし、例えなったとしても一時的なもので済みます。
やはりスポーツ選手は専門のスポーツの練習をおこないます。
またそれだけではなく、様々なエクササイズやトレーニングを取り入れていきます。
それによって心肺機能を高め、しなやかな筋肉を全身に身に付くようにして
怪我の防止と可動域も広くするために体を柔らかく改善をしていきます。
そうすることで身体全体に血液がめぐり、毎日非常に血行が良い状態が続きます。
痔の原因の1つとして血行不良のために腰やお尻の肛門回りがうっ血するのが原因ですが、
スポーツ選手はそういった環境とは無縁の環境下にいるので、痔になりにくいのです。
痔の原因で腰回りや括約筋の筋肉の低下などがあります。
私たちは大人になるに連れて普段運動をしなくなっていきます。
また年齢と共に体の筋肉は低下していきますので、どうしても括約筋も弱まります。
ですがスポーツ選手は普段からとトレーニングをしていますので、私たちと比べると
やはり筋肉の付き方が違いますし、必要な筋肉があるので痔になりにくいのです。
以上の理由からもスポーツ選手なら痔になりにくい事がわかります。
スポーツで必要なエクササイズやトレーニングが実は痔の改善に大きく役に立っています。
スポーツの種類によって痔の発症率は随分と変わってきます。
すべてのスポーツが痔に良いわけではありません。
スポーツというジャンルは様々な種類が存在します。
例えばマリンスポーツとウィンタースポーツを比べると
圧倒的にウインタースポーツの方が痔の発症率が高まってしまいます。
逆になぜ発症しやすくなってしまうのでしょうか?
まず寒い所(特に雪が降ったり、氷点下になる)でするスポーツは体を冷やします。
その中で細かい毛細血管が集まっているお尻の周辺は冷たくなってしまいうっ血しやすくなります。
その上中腰でするスポーツやお尻に直接衝撃を与えてしまうと良くありません。
代表的なスポーツが「スキー」や「スノーボード」でしょう。
ゴルフも健康に良いというイメージでやる方が多いのですが、
実はスポーツの中で痔になりやすいというか、痔が悪化しやすいスポーツです。
特にいぼ痔(内痔核も外痔核も)の方はちょっと大変だと思いますよ。
では、なぜゴルフをすると肛門が脱出するのか、その“原理”はこうです。
ゴルフはボールを叩く瞬間、肛門にグッと力が入ります。
すると、肛門にはうっ血が起きるばかりではなく、
いぼ痔の人はスイングのたびに痔核を押し出すことになります。
肛門の周りにに痔核がある人(外痔核)はその瞬間、
肛門の血管がプクッと膨れ上がり、発作を起こすこともあります。
また肛門の中に痔核がある人(内痔核)の場合は、インパクトの瞬間
肛門の中のイボが飛び出してしまう(脱肛)に何度も襲われやすくなります。
これでは確かに痛みや出血でゴルフどころではありません。
中腰の姿勢そのものからしてあまり良い影響を与えるものではありません。
痔持ちの方は、ゴルフも痔を治してから再開すると楽しめるでしょう!