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切開開放術
痔の治療の中で、痔ろうは進行度によっては手術による治療が必要です。
切開開放術は、ろう管(膿のトンネル)全体「膿の入り口→膿の元→膿の枝」まで
完全に切除するので、痔ろうの手術で、もっとも再発のない根治性のある術式です。
【切開開放術の手術方法】
膿の管に沿って、膿の入り口から出口まで切り開いて(開放)、
そのまま縫合せずに開放のままとする手術方法です。
術後の切開開放したあとは、自然に肉が盛り上がってくるのを待つ。
【切開開放術のメリット】
■日帰りで手術が出来るケースあり
■再発率が一番低い
【切開開放術のデメリット】
■括約筋への負担や損傷から、肛門の変形を招くケースあり
■肛門機能を低下させる恐れがある
※「ろう管の長い痔ろう」や「複雑痔ろう」の場合のデメリットです。
【シートン法】
■シートン法は、切開開放術では変形のリスクがある痔ろうに用いられる。
■再発率が低く変形のリスクも少ないが、治るまでに時間がかかることがある。
■慣れた医師でないと様々なトラブルを抱えます。
重要
痔の手術して取り除いたからと言って、安心してはいけません。
手術はその場限りの治療方法であって、根本的な治療や将来の予防ではありません。
手術をしたから終わりでなく、再発しないようにする始まりでもあります。
痔は血行不良、筋肉の強張り、自律神経の乱れからくる、あなたの体の悲鳴が本来の原因ですから、
正しい知識のもと、治療効果が高いエクササイズを実施することで、痔にならない体を作っていくことが大切です!