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結さつ療法(輪ゴム結さつ法)
痔の治療の中で特に内痔核(いぼ痔(イボ痔)の手術として1番一般的な手法です。
【結さつ療法(輪ゴム結さつ法)の手術方法】
結さつ療法は輪ゴムで痔核の根元を縛ることにより、
痔核を壊死させて腐らせて落とす療法になります。
ただ、痔核が脱落するまでに時間がかかる上に
痔核が脱落した後の患部はそのままにしておくために手術の回復が遅くなります。、
近年では「結さつ切除法」と呼ばれる、その日のうちに痔核を切除する手術や、
半閉鎖法と呼ばれる手術法も行われるようになってきます。
【結さつ療法(輪ゴム結さつ法)のメリット】
■手術時間が短く簡単(約15〜30分ほど)
■術後の痛みが少ない
■術後、すぐに通常の生活を送れるようになる
【結さつ療法(輪ゴム結さつ法)のデメリット】
■基本的に入院が必要となる
■痔核が脱落するまでに日数がかかる(1〜2週間)
■痔核が脱落する時に出血を伴うことがある
■全ての痔核が取れない場合もある
■全ての内痔核に有効とは限らない
■手術痕の回復が遅い
■手術痕が細菌などによって炎症を起こすことがある
■外痔核には行えない
重要
痔の手術して取り除いたからと言って、安心してはいけません。
手術はその場限りの治療方法であって、根本的な治療や将来の予防ではありません。
手術をしたから終わりでなく、再発しないようにする始まりでもあります。
痔は血行不良、筋肉の強張り、自律神経の乱れからくる、あなたの体の悲鳴が本来の原因ですから、
正しい知識のもと、治療効果が高いエクササイズを実施することで、痔にならない体を作っていくことが大切です!